失敗しない動画編集用パソコンの選び方

「動画編集したいけど、どんなスペックのパソコンが良いのだろう。予算も考えると、高いものは買えない。GPUとかグラボとか、用語の意味と相場観が分からない」

このようなお悩みにお答えします。

僕は動画編集歴4年で、エンタメ系Youtuber、企業の広告用動画作成において動画編集を行ってきました。こんな僕が皆様のお悩みを忖度なしで解決します。

本記事の内容
  • 【スペックの基準】Adobeが推奨するPremiereProの動作環境推奨スペック
  • 【どっちがいい?】Windows?Mac?
  • 【初心者でも分かる】これだけ考えてビックカメラ行こう!
  • 【要注意】モザイクをする場合
目次

【スペックの基準】Adobeが推奨するPremiereProの動作環境推奨スペック

まず初めに私の感覚ではなく、世界のAdobeが推奨するパソコンのスペックをご紹介します。

Windows

項目推奨仕様(HD、4K以上)
プロセッサーQuick Sync 搭載の Intel® 第 7 世代以降の CPU または AMD Ryzen™ 3000 シリーズ/ Threadripper 2000 シリーズ以降の CPU
オペレーティングシステムMicrosoft Windows 10(64 ビット)日本語版バージョン 1909 以降
メモリデュアルチャネルメモリ:
HD メディアの場合は 16 GB の RAM
4K 以上の場合は 32 GB 以上
GPUHD および一部の 4K メディアの場合は 4 GB の GPU メモリ
4K 以上の場合は 6 GB 以上
サポートされるグラフィックカードの一覧については、Adobe Premiere Pro でサポートされるグラフィックカードを参照してください。
ストレージアプリのインストールおよびキャッシュ用に内蔵高速 SSD
メディア用に追加の高速ドライブ
ディスプレイ1920 x 1080 以上
HDR ワークフロー用に DisplayHDR 400
サウンドカードASIO 互換または Microsoft Windows Driver Model
ネットワークストレージ接続4K 共有ネットワークワークフロー用に 10 ギガビットイーサネット
Adobeから引用[https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/system-requirements.html]

Mac

項目推奨仕様(HD、4K以上)
プロセッサーIntel® 第 7 世代以降の CPU または Apple シリコン M1 以降
オペレーティングシステムmacOS v10.15(Catalina)以降
メモリAppleシリコン:
16GBの統合メモリ
 
Intel:HD メディアの場合は 16 GB の RAM
4K メディア以上の場合は 32 GB
GPUAppleシリコン:16 GB の統合メモリ
 
Intel:HD ワークフローおよび一部の 4K ワークフローの場合は 4 GB の GPU メモリ
4K 以上の解像度のワークフローの場合は 6 GB 以上
ストレージアプリのインストールおよびキャッシュ用に内蔵高速SSDメディア用に追加の高速ドライブ
ディスプレイ1920 x 1080 以上
HDR ワークフロー用に DisplayHDR 400
ネットワークストレージ接続4K 共有ネットワークワークフロー用に 10 ギガビットイーサネット
Adobeから引用[https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/system-requirements.html]

正直、スペックの中でも特に重要なものは赤字で示したものになります。以下に世界一わかりやすく、料理に例えて説明しますので、ぜひ読んで概要をつかんでください。

プロセッサ

CPUのことで、パソコンのスペックそのものです。例えるなら料理するためのガスコンロ。intelの場合、「Corei7-10700K」のような製品名になっており、「Corei7-10700K」の「10」が世代(最新は12世代)。コア数が少なくても、世代が新しい方が処理速度が高い傾向。

メモリ

記憶装置のことで、台所の広さです。CPU(ガスコンロ)が沢山あっても、作業スペースが無いと置けないですよね。現在は16GB以上が推奨スペックになっていますので、8GBなどは買わない方が良いでしょう。

ストレージ

データ保管するための冷蔵庫です。料理する時にすぐ取り出せるのがSSD。取り出すのに時間がかかるのがHDD。どちらも容量としては同じ。SSDだと、「読み込み・書き出し」が速くなるので、作業時間が短縮できます。

【どっちがいい?】Windows?Mac?

正直どちらでも変わりません。

しかし、使えるソフトが違ったりするので、ソフトを考えてから、決めるのが良いでしょう。

ちなみにAdobeはWin、Macどちらも対応。Final Cut ProはMacのみ。

私が選ぶ観点は、カッコいいか、カッコよくないか。笑

【初心者でも分かる】ビックカメラでこれを言えば大丈夫!

ビックカメラじゃなくても良いのですが(笑)、パソコンを買う時に要求するスペックを紹介します。

セリフ↓↓

・CPU(Win):「intelCorei7の11世代以上」もしくは「Ryzen 7 3800以上」
・CPU(Mac):M1チップ以上
・メモリ:16GB以上
・ストレージ:1TB以上

上記を言えば、「わかりました。こちらです。」と店員さんに案内してもらえます。

MacのPCの場合はネットでも購入できます。というか、店頭でも値下げはありません。

一番安く、安全に買えるのはAppleの「Mac認定整備済品」です。Appleのお墨付きを貰った中古品だけがリセールされます。M1チップ/シルバー/メモリ16GBは人気なので、数時間~1日で売れます。(僕も買うのに苦労しました。)

https://www.apple.com/jp/shop/refurbished/mac

【要注意】モザイクをする場合

数ある編集の中でも、モザイク編集を多用する方は要注意です。

モザイクは、1フレーム毎にマスク(モザイク範囲)を人の動きに合わせて追従させられます。Youtuberでも街で撮っている場合など、プライバシーの観点からモザイクになる箇所がよく見受けられると思います。そうなるとPCのメモリが多く必要になります。そのため、16GBとは言わず32GBにする方が後々楽です。

以上が動画編集を長年やってきた私の考えるPCスペックでした。

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この記事を書いた人

理系大学院を卒業後、大手電力会社に就職。プライベートで動画編集やWEBサイト作成により月収3~5万円を築く。「お金をもらいながら勉強する」をモットーにひたすら「できます!」と言い、アウトプットし続けている。インキャ

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